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プロ野球には夢も希望も1種類しかない
1年に1回くらい書いてもいいかと思いまして戻ってまいりました。

のんきなプー太郎が一転、仕事と家事に追われる生活になり、野球どころかテレビをほとんど見ずに1年が終わりそうです。

その乏しい記憶の中で、一番良かったのは夏の帝京高校かなぁ。
佐々岡の引退試合もなかなか凄かったですね。
阪神では巨人戦が良かったです。すごい総力戦だったやつ。←いい加減な記憶だ・・・
今季のヤンキースは不気味なほど阪神とシンクロしてまして、先発がどんどんいなくなったり、投手が良くなってきたら打線が鬼貧打になったり・・・井川さんが何か仕組んでたとしか思えませんが、最後も似たようなもんでした。
ただ、スタジアムに行ったのは本当に楽しかった。


「見れない」というだけでなく、私にとっては、野球を楽しむことが非常に難しいシーズンでした。
井川さんのことはかなり割り切ったと自分では思うんですが
傷口に塩を塗りこむような出来事が一年中続いたような印象です。疲れた。
で、今日ついに限界を超えました。

どうして野球選手のファンはこんなに苦しまなくてはならないの?

私は阪神ファンですが、何でかと言うとそれは兵庫で生まれて、すぐに兵庫から引き離されたからだとずっと前に書いたかもしれません。
別に阪神を選んだわけではないし、選べるもんなら私は絶対に阪神だけは選ばない。
私が阪神という球団といかに気が合わないか列記したら大変なことになる。
(だいたい、黒と合わせて一番やぼったくなるのは黄色だと思う)
でも私は阪神ファンで、なぜかと言うと自分の帰る場所は兵庫だと、関西弁もろくに喋れないくせに思ってるから。

どうせカープのファンもそんなことだろうと思う。
その多くはきっと選んでファンになったわけではない。
広島に生まれたからじゃない?
もし私が広島で生まれたら、100%カープのファンだった。99%とかじゃくて100%だ。

私の妹はホークスファンだが、九州生まれではない。
彼女は何とあのチームと名前が一緒なのだ。
これも、彼女には変えようがない。
そんな人もいるかもしれない。「鯉」はさすがにあんまりいないかもしれないけど・・・

で、何でそんな理由でこんなに苦しまなくてはいけないの?

それだけじゃなくて、阪神ファンと横浜ファン(旦那)が、広島カープのことで何故こんな絶望を感じるの?



プロ野球選手が売る夢は、沢山あるのかと思ってた。
見る人によってそこから色々な「夢」が見えるような、七色に輝くような存在なのかと思ってた。
でもそれは幻想で、本当はちょっと前からうすうす気づいていた。
プロ野球選手の売る夢、それはただ一つ、「サクセス」だ。
野球が上手いとスターになって億万長者になれる、そういう夢。
それ以外はファンが作り出したフィクションなのだろう。

プロ野球選手のファンが何故こんなに苦しいのか、それは「フィクション」を応援しているからに他ならない。

選手に背を向けられて、こんなに悲しく、苦しく、惨めなのも
そしてそれが、いつまでも消えない理由も。


私は野球をやったことがない。
当然、いつかは野球選手になろうなんて思ってない。
そう考えると、プロ野球選手の売る「夢」と私の個人的な「夢」がクロスする部分はほとんどないのだ。「夢」商品の顧客になりえない。
野球選手が少年ファンを一番大事にするのも、そう考えたら筋が通ってる。
自分たちの提供するものを、その意図のとおりに受け取れるのは、「プロ野球選手を夢見る」少年たちだけだから。
なら私は野球じゃなくていいじゃん。
「成功」が見たいなら、分子生物学会でも、WBSでも、情熱大陸でもいい。
むしろ、野球はとても見当違いだ。


哀れなプロ野球選手フィクションのファンは、理論的にはこれで救われる。
しかし、実際にはまた、何かあるごとに胸が痛むだろう。
丁度今の私のように。
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by harunok | 2007-11-08 22:06 | 野球
How do you hold the moonbeam in your hands ?
球団の許可が降りまして、超満面笑顔(しかも小奇麗)の会見となりました。

もう後ろはきれいさっぱり忘れて前しか見えてないような顔してますが、タイガースでの出来事は、これから彼が壁にぶつかった時に思い出してくれればそれでいいや、と思います。
どこに決まるのかなぁ・・・親戚の高校生のドラフトを心配してるような気分だ。
何度でも書きますが、どうせなら日本人がいないチームに行って欲しいです。

タイトルはパクリで、元ネタは映画「the sound of music」
修道院の枠をどうしてもはみ出してしまう主人公マリアの処遇をめぐって議論を繰り広げる修道女たちに意見を求められた院長(かの有名な「climb every mountain」歌う人)が歌うフレーズです。

月の光をどうして手のひらにとどめておくことが出来ましょうか


どうか、彼のこの先の人生が
良き人々と、多くの幸運に恵まれたものになりますように。





また何か書きたくなったらどこかで新しいことをはじめるかもしれませんが、harunokの
(左)阪神日記はこれにて終了です。
終了というか、最後まで来たんだから「完了」というべきかも。

読み書きしてくださった方にはお礼とお別れを。
全世界の同志・井川ファン各位にはエールを。
我らが麗しの阪神タイガースには変わらぬ愛を。

そして私の生涯最高の投手、井川慶には何もかも全てを!!


2006年 11月10日
harunok



井川観察教室



【コメントくださったみなさまへ】
有難うございます。
やっとお返事できました。
行き先が決まるまで、やっぱ書けなかった・・・NYになったのは、私のシナリオのなかでは2番目にGOODなストーリーでしたので満足です。
ローテーションの傾向を掴むために鋭意情報収集中・・・
でもやっぱり、憑き物が落ちたように晴れやかな笑顔を見ると、まだまだムカついて納豆投げてやりたくなります。結局タテジマ、ザマーミロってんだ!!
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by harunok | 2007-11-07 20:11 | 井川慶さん(27)