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気を取り直してレポ
だいぶん正気に戻ってきたのでレポります。

何でこの季節に18:20開始なんだかわかりませんが、とにかくかなり寒かった!
風は多少巻きつつもライトからレフト方向でした。

今回は開き直って井川さんしか見てないので、攻撃の方は本当に・・・金本さんのHRが凄い低空飛行だったことくらいしか覚えてないです。

その井川さん、出だしコントロールはアレでしたが、球に明らかに勢いがあったのでそれが逆にいい感じのフェイントになってたような印象です。
とにかくヒット打たれても四球出しても全然OKなので三振でアウト取るぞ!という、もうね、初回からそんな感じでした。追い込んだらもうストライクには投げないという徹底した配球。
もちろんスワローズもそんなことは解ってるし、向こうにしてみりゃ本拠地最終戦なわけですから、序盤は変化球をことごとく見られてボール先行。
しかし、たまに上ずるものの真っ直ぐがかなり走っていたのでヤクルト打線を力で抑え込み・・・凡打が多くてあまり三振とれず。
ただ、結果的にノーヒットに抑えていたのが終盤に効いてきたんじゃないかなぁ。
とにかく点を取らなきゃみたいな雰囲気になって、しかもリグスや岩村はあと1発で大台、という数字だったのもラッキーだったと思います。
姑息に塁に出てやろうと狙いに行ってるのが青木だけ、しかしプッシュバントをトスにしてしまうほどの井川さんパワー(笑)
真っ直ぐでファールが取れるようになると、カウントが整って面白いように三振取れるのが井川さんなんですが、最後は本当にそういう投球でしたね。
だんだん制球がよくなってくるいつものパターンも健在でした。

最後ちょっと鳴尾浜な守備が「ああっと」だったんですが、ワザとだよね?
ゴロだったから気を利かせたんだよね?
観客もその辺は心得たもので、「よしよし、それでいいぞ!ゲッツー要らんぞ!」とかなり不思議な野次が飛んでいました・・・。

にしてもつくづく井川さんは「チームの勝ち」という責任が薄ければ薄いほどいい投球をする。
昨日はある意味自分の記録がかかってるんだからそれなりの緊張感があったでしょうが、そういうのはあまり苦にしないんだよね。今までもそうだったし。
エースとしてはあまり褒められたモンではないと思うんですが、やっぱり「負けられない」という試合とは違うんだなぁ。
責任感がないんじゃなくて、逆に強いんでしょう。
まさにご褒美登板、ゲームしてるみたいで楽しそうでした。

実は全く正反対のことを、金本さんの打席で思いました。打点リーチだった矢野さんもか。
このおっさんたちはチームの勝ちがかかってないとこれまた全然違うわ…
金本さん、最初は0-0だったからなぁ、そういう時は打つんだよね。
最後の打席も同点とかだったら絶対打つだろ
まぁ、据え膳には興味ないんだなって思っておきます(笑)


あ、一つだけ野手のことで覚えてるのがあるぞ。
鳥谷です。1死1塁、追い込まれてから2-3までもって行き、変化球を最低限のショートゴロ。
なんかプチ金本っぽくなってる(笑)
3番だったんですが、打てないながら非常にいい繋ぎ役でした。
2番が関本→喜田でほとんど出てるからね。


消化試合とはいえ紛れもない公式戦なんですが、ほとんどファン感謝デーみたいな雰囲気の中、最高のショーを見た気分です。
去年も最終戦は凄かったなぁ。
あの時はとにかく「勝たなきゃいけない」という本気モード、今回は完全に個人記録のための「ゲーム」、全然趣が違うんですが、どっちもタイガースのいいところを見せてもらいました。


さて、今年のオフも大変そうですね(笑)


試合の後で念願かなって敬華さんとお会いできました!
なにもかもが滑り込みな気がしますが、すごい達成感です(‐^▽^‐)
by harunok | 2006-10-17 17:41 | 井川慶さん(27)
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